わせブロ -早大生の日常を紹介!

学生

  • 2019年08月30日(金)
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早稲田で学ぶアラビア語

みなさんこんにちは!! 文学部2年のK・Mです
今回は早稲田で学べる珍しい言語の1つであり、文キャンでは1年時から第二外国語として学ぶこともできるアラビア語についてご紹介したいと思います。
アラビア語は西アジア・北アフリカの約27ヶ国の公用語であり、世界で多く話されている言語であるため、国連の公用語の一つにもなっています。
また、10世紀ごろに文法が確立してから大きく変わっていないので(変更することが不可能なクルアーンがアラビア語で書かれているため)、きちんと勉強すれば、古典の原文から現代の新聞・書籍までのアラビア語で書かれている文章を読むことができてしまいます。
 
自分は1年生の時はフランス語を第二外国語として履修していましたが、中東やイスラーム について学ぶとすると、やはり現地の言葉を学ぶことも必要になってきます。そこで、2年生になってから週2コマの日本人の先生と文法の授業と、週1コマのネイティブの先生と会話を学ぶ授業を履修しました。
 

文法の授業で使った教科書は、先生が大学生の時に使っていたという何十年も前のものでしたが、文法や例文がとても詳しく(むしろ初学者にとって詳しすぎるぐらい)書かれているので、ガッツリとアラビア語を学びたい人にとってはいいかもしれません。授業は毎回、文法を学び、その文法が使われている例文を訳していくという内容でした。
(授業終了時に提出し、次の授業で添削さえて返されるのですが、自分はいつも赤入れがされていました・・・)


アラビア語が難しい理由の1つとして、アラビア文字を覚えなければならないところだと思います。ただアラビア文字は28字しかないので、きちんと授業を受ければ、書かれているアラビア語の意味はわからなくても、なんとか発音はできるようになります。


また、日本語や英語は左から右に読んでいきますが、アラビア語は左から右に読んでいくので、初めは戸惑いましたが、だんだん慣れてきて違和感がなくなってきます。他にも地域によって方言が激しいことや、人称や男女による動詞の活用が多いなど、学ぶのが大変な言語ではありますが、中東やイスラームに興味がある人や、マイナーな言語が好きな人は、ぜひアラビア語の授業を履修してみてください。

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